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2025.06.23

北エリア地域ケア会議を開催しました。(地域包括支援センター中川ふれあい)

令和7年6月18日(水)北地区民生・児童委員、サロン代表者を対象に北エリア地域ケア会議を開催しました。
今回は高齢福祉課 舘英実様を講師としてお招きし、大垣市の介護予防制度が変わっていくこと、リエイブルメントの考え方が大切になってくることについて説明をしていただきました。

『リエイブルメント』という言葉を知っていますか?
あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、リエイブルメントとはイギリス発祥の言葉で「再び出来るようになる」という意味です。
高齢化社会、少子化が進む中で高齢者を支えていく人口が減っています。そのような中で病気やケガをして支援が必要となったとき、介護サービスばかりに頼るのではなく、社会資源を活用していくことも大切です。
出来ないことを増やすのではなく、出来ることを維持する、少し出来なくなったことを再び出来るようにして元気だった時の元の生活を取り戻すためにリエイブルメントの考え方が必要になってきます。
後半は北・中川地区の地図を用いてサロンや社会資源の再確認・発掘を行いました。地元の方だから知りえる料理屋や運動できる場所など新たな情報を得ることができとても良い機会となりました。
地図への落とし込みが終わった後は「『あったらいいな』と思える社会資源」について話し合いました。どのグループも活発な意見交換がなされ、「運動が出来る場所や憩いの場としてもっと公園があるといいな」や「サロンに参加できるよう送迎してくれるサービスがあるといいな」などの意見が出ていました。
今回話し合われた意見や新たに知った社会資源は地域の皆様へ還元できるように取り組んでいきたいと思います。